自律性を大切に
- 2024.11.14
痛い時、息苦しい時に指示された薬を使うという対処だけでは、症状が強くなってから慌てて対処することになります。そうした行動からでは、自分で自分の問題に対応する自律性は育たず、つらい時にだれかがいてくれないと不安になるという気持ちのつらさにつながっていくことが多いです。
つらい時に薬を使用した場合に、どういう状況で使用したのか、次にどのようなタイミングで薬を使用すれば早くつらさが和らぐのか、予防的な使用は可能かなど相談を行っていきます。
また心理的につらさが和らぐ方法(気分転換方法)などを確立しておくことで、自分のつらさに自分で対処できる自律性が高まり、日常生活の質が大きく改善します。
そのような支援を当院では行っています。