当院の診療内容
内科診療について
「外来通院しているが、体調が悪い時には通院自体が大変で困っている。」
そのような場合に、当院では一時的な往診や体調回復までの間の定期的な訪問診療への切り替えにより、安心してご自宅で過ごせるように支援させていただきます。
患者さんやご家族の不安や負担を少しでも減らすことを目標に外来や訪問診療を提供します。
がん診療について
外来・訪問診療ともに病院主治医の外来を受診しながら、当院での診療を行うことが可能です。
病院主治医とは積極的に情報交換を行い、体調にあわせた最適な治療方針を検討します。
外来通院可能な時から当院へ通院して頂くことで、通院が難しくなった時に患者さんやご家族の療養の希望について十分に話し合いを行った上で、訪問診療を提供することが可能になります。
病状が安定している時期から十分に医療者と話し合う機会をもっておくことは、患者さんやご家族の不安の軽減や希望される場所で療養することにつながります。
外来（内科、緩和ケア内科、腫瘍内科）
内科
風邪や高血圧、脂質異常症、糖尿病などの一般内科診療や慢性的な痛みでお困りの方の診療を行います。
また、通院が負担になってきて、今後は自宅で医師の診察を受けたいというご希望がある方、複数の医療機関から多種類のお薬が処方され困っている方、普段からいろいろな相談ができるかかりつけ医を探しておられる方は、ぜひご相談ください。
高度な医療機器はありませんが、丁寧に問診や診察を実施させていただきます。
＊インフルエンザや肺炎球菌など予防接種も実施していますのでお問い合わせください。
緩和ケア内科・腫瘍内科
- 緩和ケアは「何もしない最後のケア」ではありません。がん診断時や抗癌剤治療中から積極的に症状を緩和するための医療を提供します。早期からの緩和ケアとして、抗がん剤治療を開始する時期から専門的な緩和ケア外来を受診することでからだのつらさや気持ちのつらさが和らぎ、生活の質（QOL）が保たれると報告されています。
- がん診断時、抗癌剤治療中のがん患者さんやご家族に対する緩和ケア（症状緩和治療）の経験が豊富にあります。がんによる痛みや息苦しさ、だるさ、食欲低下などの症状緩和治療（薬物治療や栄養相談、療養方法の相談）だけでなく、抗癌剤の副作用に伴うしびれなどの症状緩和治療も提供します。
＊ホルモン治療薬剤のみでの継続治療中であるが、通院がそろそろ大変になりそうという方はご相談ください。主治医の先生と相談して当院でホルモン治療継続しながら、体調にあわせて訪問診療へ切り替えて、自宅療養を継続することも可能です。
